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音楽を表現しようとしての力み、歌い過ぎ、癖 対策

こんにちは。
声楽家,アレクサンダー・テクニーク教師
木俣時子です

 

音楽を奏でる時、歌でも楽器でも

気持ちが高揚したり、美しいと感じたりすることがありますよね。

それ自体はとてもいいことだと思いますし
音楽の魅力を感じるひと時でもあります。

ただそこに体の力みや
演奏には不必要な動きが伴う場合があります。

 それは個性なので悪いことではありません。

ただそれが、演奏上のやりたいことを
邪魔しているとしたら
見直した方がいいかもしれません。

力みや不必要な動き

まず自分がやっている事を知ることです。

本番の動画を見て

「あら 私こんなことしてるんだ」
と驚くこと ありませんか?

私はしょっちゅうあります。


で、大切なのはここからです。

自分の動きに癖を見つけた時

ただ形でそれを押さえつけようとするのは

あまり良い策ではないと思います。

力で抑えようとしてしまったら さらに力が入ってしまうからです

例えば首を振る癖が気になった時

「首を振らない様に」という
と関心もそこに集中し、かえって不自由になってします。

例えば壁に頭をもたせ掛けて歌ってみるとか

鏡の中の自分に歌ってみるとか…

 

そしてどんなタイミングで癖が出ているのかを探求します。

高い音を出そうとした時
強い音を出そうとした時
人に見られていると意識した時
色々なケースがあると思うのですがその一つとして

音楽を感じた時、表現した時というのがあると思います。


音楽表現に結びついた力みを取る

実験 ① 

「幼稚園生の様にフレーズなど無視して歌う」

「今までやってはいけないと思っているやり方で歌う」

という様なことをしてみます。(もちろん喉を傷める様なことは避けて)

大概そこまでひどくは歌えません。
でも何か殻を破って欲しいのです!

乱暴とも思えるその歌い方をした時
どこか爽快感があり声がストレートに出たと
感じたら大成功です。

そこに鍵があるのです。


実験 ②

日常で一番気楽に話せる人に

「あのね」という感覚 を再現します。

実際に声を出して言ってみます。

その時の息の使い方、

お腹や口の周辺の落ち着き方

を体で覚え 「あのね」の体で

曲の3,4音を歌ってみる。
一番出しやすいキーで   

 

抒情的になった時の傾向として
一音一音にしっぽがつくというか
揺れが入ったり
クレッシェンドしてしまったり

フレーズの終わりの方で抜いてしまうのか
支えがなくなってしまう

ということがあります。
(別の言い方をすると 
この様な傾向を見ると
 歌い過ぎ と言いたくなるのかもしれません)

これを避けるための幼稚園生歌いです。
抒情性抜きに単純に声を出すことを楽しんじゃいます!

○○してはいけない、しなければいけない
も忘れてください

 

喉や体の中で起こっている癖は

外からみてもなかなか分かりません。

ただ声が硬くなったり詰まった感じになることで分かります。

これをよくしていくのは大変なことです。

 

 たくさんある練習法の中の一例ではありますが

私自身 何年か前から時々やっていて

最近はこの練習により、
安定したナチュラルな声が出せるなー
と感じています

 

 

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