合唱 練習アイディア

小学校の合唱団を指導するようになってから10年以上にもなります。

声楽家でアレクサンダー・テクニーク教師(仮免実習中)の木俣時子です。

今日は私が合唱団指導に於いて大切にしていることを書いてみます

 ●楽しい雰囲気

・楽しい時 ・憂鬱な時 ・ビクビクしてる時  声を出しやすいのは?
当たり前のことだと思`ますが、期待が大きかったりコンクールに出るための練習
となるとどうしても必死な感じになっていきます。
一生懸命なのはいいことですが、音楽や歌は本来どういうものなのか考えると
やはり笑いがある環境で練習したいものです。
 
実践例   こどもたちの表情が硬く緊張が感じられるとき
 
 ♪ 二人組みになり①元気にじゃんけん   ②勝った人がΟΟする
③負けた方の人が同じことをする
ΟΟは「今歌った部分を歌う」のような流れに則したものでも
何でも使えます。向き合って歌うだけでも、表情は和らぎます。
 
  ジェンカなど歌いながら踊る。
 
  おちゃらかなどの手遊びをする
 
 ♪  滑舌を良くする練習にもなる早口言葉をいう
   特におすすめなのは、
   キーボードなどで4ビートのリズムを流します
   ズ、ズ、チャ、チャ みたいなノリのいいものです。
   足でステップを踏みます。
1、右足を右に出して 2、左足を寄せてトン
3、左足を左に出して 4、右足を寄せてトン
 
この動きをしながら早口言葉を言うのです
ゆっくりからだんだん速くしていきます。
Nコンの課題曲もそうですが、最近の合唱曲はポップス調のビート
をきかせた部分がよく出てくるので
リズムにのって言葉をしゃべるいい練習です。
 (しゃべれないと歌えませんから)
 
●歌うのは自分
指導をしていて「今言った事を気をつけて歌えた人?」
と聞いても周りの様子を見て手があまりあがりません。
そんな時は
「自分が気をつけたなら手を上げるよ。上手くできたか
どうかではなく、気をつけたかどうかを聞いてるのだから」
と話します。
 
子どもたちにしてみるとそれを決めるのは先生だと
思っているのかもしれませんね。
合唱はみんなで歌いますが一人一人が大切です。
 
部分練習でできる様になったことが、少し前からやるともうできない!
そんな時聞いてみます。「注意した人?」「忘れた人?」
 
 ♪  ほんの1小節でも一人ずつ次々歌うのもいいですね
 
 ♪ 唱歌は声を素直に出して歌えるものが多いと思います。
 今の子どもでも、わりと喜んで歌います。
 一人で歌える曲のレパートリーとしてもお勧めです。
 1番を一人で歌いきる練習。30秒くらいなので、
 10人に発表してもらっても5.6分で終わります
 
●指導者の言ったことはどう伝わるの?
「○○してみて!」と言ったことに対して
団員が、自分のやって欲しいことと違うことをした時、どう考えますか?
 
・やろうとはしてるができないのか
・何をやっていいのかが伝わっていないのか
・やる気がないのか
 
それによって次にかける言葉が変わってきますね。
 
私がアレクサンダー・テクニークを始めてから変わったのは
「そーじゃなくて」とは言わずに「今度はこーしてみて」と
なるべく肯定的な言葉を使うようになったことです。
「今の私の言い方だとこーなるのね。」と考えます。
 
悪い例を挙げた方が分かり易い場合もあるので
その場合はどうしたいかを伝える補足として言うように心がけています。
 
●褒める?怒る?
子どもたちのやる気をどう引き出していくか、
それには「歌うこと、合唱って楽しいな」という気持ちを
育てることが大切だと思います。
 
ほんの小さなことでもさっきより上手くできたら褒める!
すると褒められた子どもたち(大人でも)は次はもっと良くやろうと
意気込みを見せてくれる気がします。
 
「違う」を連発したり「何でできないのー!」と怒っても
たぶん言われた方は混乱するか、萎縮するか、歯をくいしばって頑張るか…
その状態から出てくる声には強さはあっても伸びやかさに欠けるのでは…
 
必要があれば厳しい指導もいいと思うのですが
切り替えて、歌う人に安心、安全な環境を提供したいものです。

 

発声のこと、アレクサンダー・テクニークのことをもっと知りたい方は
メルマガをどうぞ!!
お申し込みはこちら

体験レッスンも常時お受けしております
 詳細はこちら


にほんブログ村

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする