カラオケで裏声?

こんにちは。
声楽家,アレクサンダー・テクニーク教師
木俣時子です

カラオケで声量を出したい!

“どうも自分の声は弱い感じがする”

と思った時、自分の出している声が

地声なのか裏声なのかを検証してみては如何でしょう。

男性は裏声を出せばすぐにそれと分かるので

これは女性の話になりますが。

裏声だと

シャウトするようなパンチのきいた声にはなりません。

ポップスやアニメソング、ロック、ゴスペル、ミュージカルでも

かなり高い音域まで地声で歌われていると思います。

地声と裏声

♪出し方のの違い

振動させる声帯の部分の違いです。
詳しくは以前のブログでどうぞ

簡単に言ってしまうと

裏声では声帯の表面だけが触れ合い振動し
地声では表面だけでなく芯の方まで振動します。

♪聞こえ方の違い

しゃべる時は地声を使いますから
地声は日常的でその人らしいのに対して

裏声は作った感じ。

裏声の訓練をしてなければ
地声の方が大きな声になるでしょう

地声で歌うには
声帯を強く閉鎖する
つまり二つの声帯を近づけることによって
触れ合いを強くする必要があります。

合唱を経験したりクラシックの発声を習うと
声帯閉鎖を強くすることに

・喉を痛めてしまうんじゃないか
・汚い声になるんじゃないかという
不安や抵抗を感じると思います。

それで意識的に裏声を選択するか

あるいはよく分からないうち
裏声を出していたりします。

その結果カラオケで声量が出ない
ということになったりもします。

練習方法

あえて地声を出さず 裏声でいくという選択も
もちろんありです!

もし地声で歌ってみたい場合は
普通にしゃべってみましょう
それがあなたの地声です。

「ハナミズキ」なら
”空を押し上げて”と2,3回しゃべってみます。

その後しゃべり声の高さで 歌ってみます。
リズムも適当、テンポもしゃべる感じで。

慣れたら少し大きい声で、ハッキリしゃべり
ハッキリ歌います。

自分のしゃべり声の高さで練習を始め
それより低い方は楽だと思います。

高い方はあまり無理せず、
裏声に切り替えていく方が楽です。

単に声を出すのでなく
全身で詞を語りましょう。

ソプラノ歌手が地声で歌っている例

スミ・ジョー:

韓国出身のソプラノ歌手。
カラヤンやショルティなど多くの有名指揮者と共演している。
この動画では地声と裏声をスムースに言ったり来たり
1分53秒からはわりと高い音域も地声で強く出している
地声だとその人らしさが出ると書きましたが、
イタリア語で歌っているのに韓国語の様に聞こえます。

オペラアリアの動画もいろいろありまが
韓国語の様だと感じたことはありません。

ルネ・フレミング:
世界的に活躍しているソプラノ歌手ですが
ジャズや映画の中の曲も歌っています。

いくつか見た動画の中から、
特にしっかり声帯を閉じていると思ったものをご紹介します。
グレゴリー・ポーターとのデュエット (画像をクリック)
 

 二人ともオペラを歌う時とは全く違う
声の出し方をしていて、とても驚きました。

声帯閉鎖についてもそうだし
声の響かせ方(共鳴腔の使い方)も全然違う!
完全にコントロールし使い分けているのでしょう。

うまくいかないのは…
出したい声とやり方が
一致してないのではないでしょうか?

地声のような声を求めながら裏声を出していたり

逆にクラシックで裏声を出したいのに
地声の要素を強く入れてしまう(
声帯閉鎖が強い)

うまくいかずなぜだろう ということにもなります。

興味があるならその辺に注目してみてください。

自分では分からないという場合
どうぞレッスンにおいでください。

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