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自分が演奏する意味、すべての音はコミュニケーションのためにある

こんにちは。
声楽家,アレクサンダー・テクニーク教師
 木俣時子です

結果到達主義

例えば本番に向けて練習している時。

上手くいかない所が気になってる としたら
練習しますよね!

色々先生に言われたことを思い出したり
上手くいった時のことを参考にしたり…

でもとにかく気にかかるのは
上手くいくかどうか!”
ということではないでしょうか?

指がまわる?
高い音、低い音が出る?
ブレスがもつか? etc.

練習も、それらをできる様にするためにする

でも音楽の目的はそこではない!

来日中のアレクサンダーテクニークの先生、
キャシー・マデン先生そう言われました。

少し考えれば 当たり前なことだと思えるのに、
目前の難関を突破することに夢中になってしまう!
私にもよくこんなことあります。

でもそれでは上手くいきません。

演奏者の一番の興味がそれでは
体は上手く働いてくれないのです

「できないかもしれない」という前提を
作ってしまっていますから。
経験上よくわかります


音楽の目的

自分の体に上手く働いてもらうには
”やりたいことをやる” ことです。

指がまわり。
高い音、低い音が出て。
ブレスがもって欲しいのはなぜですか?

そうした方が
自分が奏でたい音楽になる 
表現が上手くいく からですよね!

そこでキャシー先生がよく使われるアイディアは
その音、フレーズ、曲で何をするか
動詞を見つけます。

歌なら歌詞があるしオペラならストリーもありますね。

”恋人の姿を捜す”とか
”あこがれの人の名前を呼ぶ’とか

楽器でも
”扉を開ける”とか
”カエルをジャンプさせる”とか…

そう思って演奏してみると
○○が上手くいくかどうか…と思っているより

よほど生き生きするし、楽しいし

なぜかブレスももつし 指もまわる。
体のシステムがうまく働くのですね。

 

すべての音はコミュニケーションのためにある

「そう教える音楽の先生がたくさんいるといいのに..」
キャシー先生の言葉です。

本番は自分の音楽の世界に観客をご招待する
これもコミュニケーションだし
共演者や楽器との対話
音楽との対話でもいい

テクニック的な練習でも
その向こうにコミュニケーションという目的がある

そんな風に思いまた練習が楽しみになりました!

 

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