発声指導に使われるイメージ的な表現

こんにちは。
声楽家,アレクサンダー・テクニーク教師
木俣時子です

発声指導に使われるイメージ的な表現

声の出し方を説明するのに
イメージ的な表現を使うことはよくありますね。

・いい匂いを嗅ぐ様に息を吸う とか

・セーターを脱ぐ様に息を回すとか…

それらはとても役に立つのだと思います。

武道を教える方の話に、こんなことが書いてありました。
正確には覚えていませんが、

ある体の形をとるのに、
腕をこうして脚はこうして…と 言葉を尽くすより

「落ちてきた赤ちゃんを抱き留める様に」と言った方が

一言で細かなことまで伝わった と。

アレクサンダー・テクニークを勉強するまでは

私もいろいな表現を思うままに使っていました。

でも今はイメージ的表現を使う時に
気をつけた方がいいことがあると思っています。

実際やることなのか、イメージなのか?

例えばひざから声が出てる感じという様に
そうでないことが明らかであればいいのですが

例1 お腹(前側)や脇腹に息を入れる

例2 息を背中の方から回す

など実際はできないことでも

できる、やらなきゃと勘違いしやすい表現は
気をつけた方がいいと思います。

そーイメージすると上手くいくけど

実際起こっているわけではないことは
理解していた方がいいと思うのです。

なぜかというと

例1でやりたいのは

お腹に息を入れるのではなく
お腹が膨らむ様に息を入れ
はく時にしっかり腹筋群を使うことだと思うので

そこを分かっていた方がいいと思うからです。
詳しくはブログ全式呼吸)

例2 については奥が深いので
   こちらのブログをどうぞ


強要しない

上記にご紹介した武道の先生の話にも

そういう説明でパッとコツをつかめる人と
苦手な人がいる とも書いてありました。

自分にとってピンとくる比喩と
よく分からない比喩があるし

感覚も人によって違うと思います。

私も指導時に感覚的な例えを使う時がありますが

「私の感覚では○○する感じ」という様な言い方をします。

それがヒントになれば使ってみて とお誘いする感じです。

私の感覚はそうだけど

そう感じるのが正しくて、感じないのは間違っている

とかいうことではないので。

目的を考え上手く利用しよう

イメージ的な表現が上手くいく理由は

実際あり得ないことでも
その言葉を思うことによって
目的に合った体や心の動きが起こるからだと思います。

大切なのは目的に合った体や心の動きの方です。

言葉に執着し やろうやろうとすると
次第に余分な力が入ってしまいやすいです。

生徒さんの中には 時々
「お腹には息は入りませんよ」とか

「息が通れるのは図のピンクの所だけですから
それより後ろに回すのは無理ですよ」とか伝えると

「そーですよね!」と大げさに言えば

憑き物が取れたようにホットされる方があります!

イメージ的表現に縛られ苦しかったのでしょう…

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