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もっと大きな声で!と言ってもダメな時…理由を観察し適切な指示を!

こんにちは。
声楽家,アレクサンダー・テクニーク教師
木俣時子です

合唱やソロあるいはせりふ、返事

もっと声をだして!と言われることがありますか?

ファイル:Music dynamic forte.svg

自分より上の立場の
先生や指揮者、演出家にそう言われたら...

「頑張ってもっと出そう」と思うと同時に
余分な力が喉や体の色々な所に入って
硬くなることもあるのではないでしょうか。


その結果声は大きくならず…
すると 「足りない!もっと出して!」
と言われたりして

焦って出さなきゃ!がんばらなきゃ!
と思うほど喉や胸に力が入り

声は大きくならず

あとは  負のスパイラル...

そんな中で出す声は頑張っても
固く響きの少ない声になってしまうのは
冷静考えれば当たり前かもしれません。

なぜもっと出してと言うのか

指揮者、演出家にとっては
その作品を形にしていくのが仕事です。

大きな声が必要ということもあるでしょう。

指導者であれば生徒の演奏をよくするために
(その指導者の考えるいい演奏に近づけるために)

この部分には大きな声が必要ということがあるでしょう。

なぜ大きな声が出せないのか?

「もっと大きく出して」 と言われも出来ない場合
理由があるはずです。

・言葉や音程に自信がない

・出し辛い音域

・発声方法が上手くいっていない etc.

 

大きな声を出すのに必要なことは

・普通より息の量やスピードが必要

声帯もある程度しっかり閉じることが必要でしょう

響が増えれば、声は大きく聞こえるでしょう。

・何より大切なのは大きい声を出す理由、必然性
つまり音楽の内容や心持ちの理解

観察して 分析して 実験する

大きな声を要求する人もされた人も

・なぜ今は出せないのかを観察

・どうしたら大きな声を出せるのかを分析

実験してみる

つまりまだ譜面が分かってない人に
大きな声を出させようとがんばるより
・音とりをしてあげる、あるいはパート練をした方が有効

内容的に大きな声の必然性が足りないなら、
・ストーリーを考える

声帯閉鎖が弱いなら
・はっきりしゃべる様に声を出す

息の吐くことが足りないなら 

・体を動かしてみる など

やり方は色々あります。

理想を掲げて「足りない!」と叫ぶより

理想に近づくための

観察、分析、実験

その方が建設的だし

早く欲しい物が得られると思います!!

* * * * * *

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