先生‐言う⇒ 生徒‐やる の一方通行じゃない声楽レッスン

こんにちは。
声楽家,アレクサンダー・テクニーク教師
木俣時子です

3回コースのグループレッスンを受けた方から頂いた感想に
私の視点で解説を入れました。

長年趣味として声楽を習っている生徒さんです

感想
レッスンの始まりが、まず、疑問や悩みを先生に聞かれる、
という事が衝撃的でした。
今更ながら聞けない事が頭の中だけでなく、身体中に堆積しておりました。
生徒同士であれこれ話すことは有っても、
直接先生にぶつける事など考えられませんでした。
ましてや、先生の方から聞いてもらえる事は。
そして、その疑問、悩みを、ごちゃ混ぜだったものを
整理していただき、答えていただくなんて、本当に初めての体験でした

解説
私自身幼い頃からピアノを習い、個人レッスンを色々受けてきました。
その中で 生徒は先生が「こうしなさい」ということを
ひたすら練習しできる様にする。できないのは自分が悪い。

暗黙のうちそれが当たり前な考えになっていました。
ですから自分が先生となりレッスンする時も
何となくそんな風に教えていました。

別に質問を拒否してるつもりはないし、
できないのは必ずしも生徒のせいだと思っていた分けでもありません。
でも、先生の方から
「どうですか?分からないことはある?」と聞かない限り
生徒は「言われたことをただやる」というパターン
なるのではないでしょうか?と考えるようになり

今の私のレッスンでは、
生徒さんが歌った後、まず生徒さんがどう思うかをききます
上手くいったのか、失敗なのかやりにくいのはどこなのか…

これによって生徒は自分で考えなければならなくなります。
先生に考えてもらってその要求に答える
これでも頭は使いますが、
もう少し積極的に取り組む方が楽しい!

 

感想
レッスンの最中でも、「今の声はさっきと違う声を出していたけど、
何かをした訳だけど、何をしたか分かる?」と、
立ち止まって自分を振り返る、確認する時間を
与えてくださる事にも驚きました。

解説

私が「~やってみて」と言い生徒さんが歌い、
私から見て良くなったとします。
その時「今良くなったと思うんだけど何をしたの?
と尋ねてみます。すると私が言ったのと違うことを言われる場合が
とても多いです。自分なりに解釈してるのですね。

人によって 体の造りも感じ方も違うので
私から見て方向性が上手くいっているなら
今のところそれでいいのです。
しっかり自分の言葉にして持って帰って欲しいです

感想
イメージではなく、人間の肉体の仕組みとして
出来る事、出来ない事を教えて頂き、
呪縛のかなり部分が溶け出したような気持ちです。

解説

イメージの言葉はとても役に立ちますが
混乱させる場合もあります。

生徒が混乱してる場合には
解剖図を見たり、声を出す仕組みを説明したりして
イメージと現実を区別します。
そうすることでこの生徒さんの様に呪縛がとけることはよくあります。

イメージの言葉に限らず、今先生の言った言葉で
生徒が先生の意図する方向へ進んでいるかどうかを

見極めることが教える側ににとってすごく大事だと思います。

指導者がはっきりとした価値観をもっていることは大切ですが
うまく伝わっていない場合は別の言葉にするか
方法自体を変えるか。 

生徒の声を聴くだけでなく話も聞いて進めていきます。
人によって自分が後ろと感じることを前と感じたりするので
確かめて切り換えないとややこしいことになってしまします。

指導者の方がものが見えているはずなので
柔軟に対応したいものです。

感想

お腹の底から筒のように息が上がり、頭に抜ける、
これはてっきりイメージの話かと思っていましたが
、実際にその事を体感させて頂き、なんじゃこれは!!と、
狐に摘ままれました。
ただ、自分では追体験、再現が出きないままです。
怠け者でかつあんまり頭の出来が宜しくないのですか、
これからも宜しくお願いいたします。

解説

お腹の底から筒のように息が上がり、頭に抜ける、
と書いて下さいましたが、私はその様なことは意図していません。し
その様な言葉も使っていないと思います。

これはこの生徒さんが長年勉強されてきた経験を元に得た感覚です。
イメージではなくはっきりそう感じたのですね。素敵です!

ただ感覚の再現は難しいです。
大事なのは何をしたか

私が提案していたのは
「色々な方法で余分な力を取る」ことと
「ご自身が感じる音楽を表現する」ことだったと記憶しています。

 

別の方の感想 

教えていただいた体の仕組み、とても面白かったです。

・横隔膜が吸気の筋肉で腹筋が吐息に使われること、
・顎関節は奥に向けて口が開くようにできていること、
・目から上の頭と下の顔が同じ長さなこと、
・筋肉は伸びないこと、
・頭は5キロもあってそれを頭骨から下の背骨、骨盤、脚で支え、
バランスを取っていること…

仕組みに添って体を使うのは無理無駄のないことと思いました。

新聞紙を裂いたり、物を踏みながらの方法で、
ストンと声がでてくる感じも不思議でした。

先生のご指導を受けて、下顎のあけかたや舌の位置が
少しわかるようになり、伴って高い声が前より楽にでている感じがあります。

こもっていた自分の声も少しクリアになったような気がします。
他の方の声量や響き、音色が変わるのも興味深いものでした。

普通の声?がまだよくわからないのですが、
何も余計なことをしていない声?で楽に歌ってみたいと切に思います。

興味深い、心地好いご指導をありがとうございました。

 

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