呼吸①

2017年1月に引っ越してきました。以前のブログはメニューからリンクできます
一部 転載した記事もあります

声楽家でアレクサンダー・テクニーク教師の木俣時子です。

歌唱や管楽器の演奏において呼吸が大きく影響する
ということは 多くの人が感じていることだと思います。

 ・息が足りなくてフレーズの最後が伸ばせない

 ・息の圧力あるいは勢いが足りなくて高音がでない

 ・息の量が少なくてフォルテが出せない …etc.

息が自由に扱えたら表現の幅も広がるしどんなにいいだろう・・

では呼吸のメカニズムについて考えてみましょう

  呼吸のしくみ 動画も作ってみましたここをクリック

予備知識

筋肉の性質
筋肉は収縮することで働きます。
例えば腕を曲げる時は内側の筋肉(上腕二頭筋)が収縮します。
じゃー伸ばす時は? 今使った筋肉を伸ばす?
ではなく、外側の筋肉(上腕三頭筋)を収縮するのです。

             

胸腔と腹腔を分ける薄い筋肉です。

大きな魚の浮き袋のような質感だそうです。

肋骨の内側からドームのように盛り上がり

後ろ側は図のように脊椎に付着しています。

自分の肋骨の下側をさわって一周たどってみて下さい。

そこが横隔膜の一番下で中心部はもっと高くなります

安静時呼吸

まず安静時の呼吸についてです。
つまり眠っていたり体も心も静かな時、呼吸に使われる筋肉は?

 吸気 —横隔膜、外肋間筋、など

 呼気 —なし

えっ !呼気時に使われる筋肉は、なしですか?

少し驚いていくつか調べてみましたが
大体以下のようなことが書かれています。

吸気時
 ①横隔膜を中心とした吸気筋が収縮することにより

 ②胸郭が拡大し、胸腔内圧が陰圧となる。

  ③この結果、大気が口や鼻から取り込まれる。

この①~③を私なりにもう少し細かく説明してみます。

    

横隔膜を中心とした吸気筋が収縮することにより

収縮して下に下がる とよく言われますが、

筋肉が働くことです。

図の赤い線が収縮した(張りをもった)時の横隔膜です。

②胸郭が拡大し〈赤い部分の様に肋骨が広がります。〉

このことにより

     

 

胸腔内圧が陰圧となる〈肺は弾力性のある袋状のもので
肋骨が広がると肺も広げられるため胸腔内の気圧が低くなる〉

③この結果、肺は気管支、気管、声道という管を通して
大気とつながっているので

大気が口や鼻から取り込まれます

呼気時

安静時の呼気は、吸気筋が弛緩することにより
胸腔の弾性収縮力によって自然に行われ、
呼気筋が働くことはない

 

以上が安静時の呼吸です。
演奏時の呼吸については メルマガの 12号に書きました。

呼吸のしくみ 動画も作ってみましたここをクリック

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