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自分の演奏に”はなまる”をあげたら上達できない?一生苦難の道?

自分の演奏にはなまるをあげられますか?

褒めことばを貰った時、受け入れられますか?

こんにちは。
声楽家,アレクサンダー・テクニーク教師

木俣時子です

 

自分の演奏に対して

これでいいと思ったたら終わりだ!という考えを

持っている人は多いと思います。


なぜ終わりなの?

・自分の演奏に満足して、練習しなくなる

・これでいいと思うと次の課題が見つけられない

などの理由により成長しなくなる

 

それは本当ですか?

満足すると言っても、
自分の生涯の演奏に満足する分けではなく、

その時のその1回だけの演奏に対して

最善を尽くしたと 満足するとしたら...

今の自分としてはこれでよし!と認めてあげるとしたら...

それでも課題が見つけられず、練習しなくなるでしょうか?

 

確かに「できない、だめだ!」というのは

パワーが強く、練習へと駆り立ててくれるというこは
あると思います。上達もするでしょう。

 

でもそれは一生涯続きます。
あるいは演奏をやめるまで)

一生 自分に鞭打って「まだダメだ!」
いい続けないと成長できないのでしょうか?

 

別の考え方

1つの本番が終わったら

そこまで頑張った自分にねぎらいの言葉をかけてあげて

はなまる をあげて

でも、まだよくなりそうな所があるので

それに対しまた探求していく

新しいことができそうなことにわくわくしている

 

そんなことあり得ないですか?

 

大失敗した本番だったら...

うまくいったなら、はなまるをあげられるとしても

失敗してしまった場合はとても無理!

それはそうです。悲しいし、落ち込むし...
そんな気持ちを抑えることはないと思います。

ただ、そこで自分を責める必要があるでしょうか?

「あんなに練習したのに、本番でまちがえるなんて...」
「他の人はどんどん上手くなっているのに、
なんで自分はダメなんだ」というふうに。

責めるのは、「もっと上手く演奏したい」からですね

 

失敗は、成長の絶好のチャンスです。

今後への課題の宝庫なのですから

なかったことにしてしまっては、もったいない!

何をもって失敗だと思っているのかを整理して
対策を立てましょう。

その際、自分はやれるだけのことはやったと
認めてあげられれば 素敵ですし

自分を責めず新しい実験(練習)に取り組めたら
いいな と思います。

サポートしてくれる先生や仲間の力を借りてもいいですね

 

建設的な考え

これはアレクサンダー・テクニークの中の大切なことです。

できないから、ダメだから練習するというより

すてきな演奏をしたいから練習する方が建設的だと思うのです。

 

一生やりたいことだから、希望を持って進みたい。

「まだダメだ」ではなく。

 

そして生徒さんがわくわくする気持ちで練習できる様な

アイディア問いをあげられる先生でありたいです。

 

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