こんにちは。
声楽家,アレクサンダー・テクニーク教師
木俣時子です
こんな風に思うことがありますか
①演奏の中でこの音失敗した!
②今日は調子が悪い
③この曲は歌いにくい
④コンクールなどで結果が悪いと分かってから
実力が出せなかったと思う etc.
この思いの裏にはどれも
「自分の実力が出せていない。本当はこんなものではない」
という気持ちがあるのではないでしょうか…
「自分には可能性がまだまだある」という意味では
いいことですね。
ただ...
演奏の最中に①~③や
「こんはずじゃない。ホントはもっとできるのに」
と考えても焦るばかりで、決して役には立ちませんよね。
建設的な対策
練習の段階で傾向と対策を練っておくことができます。
こんな時にはこーしてみようと。
(バックポケットプラン)ブログはこちら
③選曲はとても大切ですが
どんな曲でもいい演奏をするのは簡単とはいえないでしょう。
全体的なプランを立て
歌いにくい箇所を一つずつ丁寧に練習するしかありません。
④演奏した時はわりと感触がよかった場合でも
評価が悪いと、全て悪かった様に思ってしまうのは残念です。
聴衆として聞いたらいい演奏なのに評価は悪いなんてことは
よくあることだと思います。
本来の自分ではない?
・練習ではできたことが できなかったとしても
・歌い心地が今一つ悪かったとしても
・評価がよくなかったとしても
その時その条件の中で最善を尽くしたのではないでしょうか?
それを本来の自分ではなかったと してしまうのはどうかしら?
練習で上手くいっていたのも自分なら
本番では上手くいかなかったのも自分なのでは…
残念なお知らせ
本番で音がひっくり返ったとして
それはひっくり返る様なことをしたからです。
高音が届かなかったとして
それは届かないようなやり方をしたからなのです。
そこに至る何をしたのかを見つけるのは大変ですが…
(これについての一例はこちら)
This is me これが私
「私のままで歌えばいい」
今の自分を認められずに演奏すると
或いは上手くいった時の音(声)しか認められずにいると
「何とかしなきゃ」という所に立ってしまう
いい所も悪い所も全部受け入れて
~これが今の私の歌です!~
〈何か文句あるー?〉
って感じはどうかしら
結構なパワーが必要なので、強気でいかないと!
もちろんそこにいくまでに努力を尽くします。
次に歌えばもっと成長した歌が歌えるかもしれません。
でも今はこれで精一杯!
他の人が何と言おうとまず自分が自分を受け入れる!
書いている私もまだまだできていないことですが…
こんな曲をみつけました。
泣けます…
* * * * * *
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