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“否定形”vs”肯定形” 否定形の指示ではすべきことを伝えてない

こんにちは 

声楽家でアレクサンダー・テクニーク教師の木俣時子です

今日は Yesプランのお話です。

 

”~しない” を ”~する” に変えると…

例えば 遅刻をしない」 という目標を立てたとしましょう。
これは ~しない という否定形です。

肯定形にするにはどう言ったらいいでしょう。

「時間通り行く」...もっと具体的に
5分前に着く...5分速く家を出る etc.

というふうに だいぶ具体性がでてきますね。

忘れ物をしない」だったら...
「前日に用意をする」 とか 「冷蔵庫にメモを貼る」とか...

アイデイアを考えるのも楽しいし 実現し易くなると
思いませんか?

 

歌や楽器の演奏に於いてはどうでしょう?

「音を間違えないように」、
「音程が下がらないように」
「テンポが速くならないように。」

~ない ばっかりですね。

否定形がなぜまずいかというと
例えば 「音をまちがえないように」という指令を出したとします。

するとまずまちがえた様子をイメージして
その後それを打ち消すのですが
脳の運動野ではその打消しが理解できないのだそうです。

それは大変!

はどんなYesプランを立てましょうか?

アイデイアを出してみましょう。
もし指導をされているなら、生徒さんと一緒に
分かり易く 実現可能な肯定形のプランを
考え一つずつ実験してみましょう。

難しかったり、効果のないプランはすぐやめて
言葉を変えたり アプローチを変えてまたやってみましょう。

の自分や生徒さんに一番合ったプランが

きっと見つかると思います。

 

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