今日は Yesプランのお話です。
”~しない” を ”~する” に変えると…
例えば 「遅刻をしない」 という目標を立てたとしましょう。
これは ~しない という否定形です。
肯定形にするにはどう言ったらいいでしょう。
「時間通り行く」...もっと具体的に
5分前に着く...5分速く家を出る etc.
というふうに だいぶ具体性がでてきますね。
「忘れ物をしない」だったら...
「前日に用意をする」 とか 「冷蔵庫にメモを貼る」とか...
アイデイアを考えるのも楽しいし 実現し易くなると
思いませんか?
歌や楽器の演奏に於いてはどうでしょう?
「音を間違えないように」、
「音程が下がらないように」
「テンポが速くならないように。」
~ない ばっかりですね。
否定形がなぜまずいかというと
例えば 「音をまちがえないように」という指令を出したとします。
すると脳はまずまちがえた様子をイメージして
その後それを打ち消すのですが
脳の運動野ではその打消しが理解できないのだそうです。
それは大変!
ではどんなYesプランを立てましょうか?
アイデイアを出してみましょう。
もし指導をされているなら、生徒さんと一緒に
分かり易く 実現可能な肯定形のプランを
考え一つずつ実験してみましょう。
難しかったり、効果のないプランはすぐやめて
言葉を変えたり アプローチを変えてまたやってみましょう。
今の自分や生徒さんに一番合ったプランが
きっと見つかると思います。
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