”軟口蓋を上げる”と鼻抜けしないの?言葉によっては鼻抜けが必要?

こんにちは 

声楽家でアレクサンダー・テクニーク教師
木俣時子です。

MRI Video of Soft Palate Movement

“MRI Video of Soft Palate Movement”
という動画を見つけました。
「軟口蓋の動きのMRIビデオ」ですね。

こちらでは
NGポジションや
BRITISHのA、FRENCHのO、など
色々な ア の発声時の口の中が見られ興味深いです。

★1  ドイツ語のNGエンゲーの発音は

んを奥でいう感じの発音で

   

舌の奥を盛り上げ、軟口蓋の奥を下げ
気管から上がってくる息が口に行く道をふさぎ

その結果息は鼻にのみ流れいきます。

★2 BRITISHのA (深めのアに聞こえます)

軟口蓋を高くし、うしろの壁につけています。

その結果息は口にのみ流れいきます

     

 

★3 フランス語の鼻音

軟口蓋を舌にも壁にもつけていません。

その結果 息は口と鼻の両方に流れ息ます。

     

 

鼻抜け

管楽器を吹く時には息をすべて楽器に吹き込みたいので

鼻抜けをきらいます。

(ブレスの持ちも悪くなるし、音色もパリッとしないので}

上図でいえば★3がその状態ですね。

軟口蓋を高くして鼻抜けを防ぐ というのは

★2のように軟口蓋を後ろの壁につけるということでしょう。

そうすれば息が鼻に抜ける道が塞げます。

 

軟口蓋を上げる、口の中を広くする

声楽や合唱で 軟口蓋をあげて!口の中を広く!

というのも★2のようなことを指しているかと思います。

軟口蓋が下がっているより口の中の息の通り道は広くなります。

 

言葉によって息を鼻から抜く

日本語の発音で考えてみましょう

★1の様に
舌の奥と軟口蓋をつけることがあるでしょうか?

鼻濁音で が、ぎ ぐ げ ご といってみしょう。

例えば元気の げ ではなく、何気(なにげ)のげです。

げ と言った時の口の中の動きを観察しましょう

んーと言う様に舌の後方を口の天井につけて
鼻から息を抜いてから え と言っています。

な行の発音なら
舌先を天井につけて

ま行、ば行なら 唇を閉じて

息を鼻から抜きます

これらは、子音で起こり、母音に影響することですね。

★3は フランス語の鼻音となっていて
母音自体の発音で息を鼻から抜きます。

この様に歌詞がある歌を歌う時は
言葉によって軟口蓋や舌を使って
息を鼻に抜くことがあります。

ところで鼻腔共鳴について考えたいのですが

息を鼻に通して鼻から抜かなければ
鼻腔共鳴はないのでしょうか?

それについては次のブログで書くことにします。

 

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